歴史と文化・巡礼の旅日記

歴史と文化を訪ねる紀行ブログです。

サンクトペテルブルグ芸術巡り④【エルミタージュ美術館⑶】

ロシアのサンクトペテルブルグにやってきました。

エルミタージュ美術館

19〜20世紀のヨーロッパ美術は、元はエルミタージュの3階にありましたが、現在はエルミタージュ美術館向かいの「旧参謀本部」内の新館に移動しました。

新館はモダンな感じです。

 

 

エドゥアール・マネ「イザベル・レモニエール嬢の肖像」

1879年の作品です。

 

 

オーギュスト・ルノワール「扇を持つ娘」

1869年の作品です。

第7回印象派展に出品されています。

モデルはパリ郊外の酒場の娘だそうです。サクッと仕上げたようで、実は念入りに描き上げたそうです。

 

オーギュスト・ルノワール「ジャンヌ・サマリーの肖像」

1878年の作品です。

ルノワールの恋人でもあったジャンヌ嬢をモデルに、サロンにも出品し、好評をえたらしい。

 

オーギュスト・ルノワール「髪を結う女」

1887年の作品です。

 

オーギュスト・ルノワール「女性の頭部」

1876年の作品です。

 

 

オーギュスト・ルノワール「階段の女」

1876年の作品です。ちょっと和風の団扇の奥さん。

 

オーギュスト・ルノワール「階段の男」

1876年の作品です。

 

 

オーギュスト・ルノワール「鞭を持つ子供」

1885年の作品です。この子は男の子らしいですね。逆オスカル?

 

オーギュスト・ルノワール「庭園にて」

1885年の作品です。じっと見つめる男性となぜか視線をそらす女性。

 

オーギュスト・ルノワール「帽子を被った若い女性」

1892年の作品です。

 

ポール・セザンヌ「愛煙家」

1890年代に描かれた作品だそうです。

 

ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山」

1896年〜1898年の作品です。

セザンヌ生涯のモチーフとなった山ですね。

 

 

ポール・セザンヌ「水浴する人々」

1890年〜1891年の作品です。

水浴シリーズもセザンヌの定番です。

 

 

ポール・セザンヌ「Still life with Drapery」

1894年〜1895年の作品です。

 

ポール・セザンヌ「Houses along a Road」

1881年の作品です。

 

ポール・セザンヌ「Large Pine near Aix-en-Provence」

1895年〜1897年です。

 

ポール・セザンヌ「Banks of the Marne」

1888年の作品です。

 

エドガー・ドガ「髪をすく女」

1885年の作品です。

 

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「アルルの女たち」

1888年に南仏アルルで描かれた作品です。

ゴーギャンの影響が強い作品と言われます。

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「朝:働きに行く」

1890年の作品です。ミレーを模写して描かれた作品だそうです。

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「アルルのアレーナ」

1888年の作品です。

盛り場の雰囲気がルノワールのようです。

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「夜の白い家」

1890年の作品です。

ということは死んだ年の制作ですね。

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「ライラックの木」

1889年の作品です。

死の前年、サン・レミの療養院の退院後に描かれたといいます。

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「藁葺きのコテージ」

1890年の作品です。

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「Landscape with House and Ploughman」

1889年の作品です。

 

ポール・ゴーギャン「タヒチの田園詩」

1892年の作品です。

ゴーギャンがヨーロッパを捨て、タヒチに渡った初期の作品です。

 

ポール・ゴーギャン「果物を持つ女」

1893年の作品です。

これもタヒチ初期の作品です。

 

ポール・ゴーギャン「カヌー」

1896年の作品です。

 

ポール・ゴーギャン「ル・パラウ・パラウ」(噂話)

1891年の作品です。

 

ポール・ゴーギャン「二人姉妹」

1892年の作品です。

 

クロード・モネ「ウォータールー橋」

1903年の作品です。

 

クロード・モネ「ポピー畑」

1890年〜1891年の作品です。

 

クロード・モネ「ジヴェルニーの積みわら」

1886年の作品です。

 

クロード・モネ「Cliffs near Dieppe」

1897年の作品です。

 

モーリス・ドニ「Figures in a Spring Landscape」

1897年の作品です。

 

モーリス・ドニ「Martha and Mary」

1896年の作品です。

 

フェリックス・ヴァロットン「黒い帽子の女」

1908年の作品です。

 

フェリックス・ヴァロットン「Landscape. Arques-la-Batail」

1903年の作品です。

 

フェリックス・ヴァロットン「ピアノを弾く女」

1904年の作品です。

 

フェリックス・ヴァロットン「Portrait of George Haasen」

1913年の作品です。

 

フェリックス・ヴァロットン「Interior with Two Figures」

1903年〜1904年の作品です。

 

アルベール・マルケ「Harbour at Menton」

1905年の作品です。

 

 

ピエール・ボナール「地中海」

1911年の作品です。

 

エルミタージュにはマチスの作品が37点収蔵されています。

 

アンリ・マチス「画家の家族」

1911年の作品です。

マチスの家族が一応モデルらしいんですが、全然顔をまともに描いてませんよね。装飾に重きが置かれています。

 

アンリ・マチス「ダンス」

1910年の作品です。

この巨大な絵は青・緑・赤の三色で描かれています。

 

アンリ・マチス「音楽」

1910年の作品です。

「ダンス」と対になる作品です。

 

アンリ・マチス「赤い部屋」

1908年の作品です。

 

アンリ・マチス「緑衣の女性」

1909年の作品です。

 

アンリ・マチス「バレリーナ」

1927年の作品です。

 

アンリ・マチス「リディア・デレクターズカヤの肖像」

1947年の作品です。リディアはマチスの晩年のパートナーとなった女性です。

 

アンリ・マチス「アラブのカフェ」

1913年の作品です。

 

パブロ・ピカソ「森の精ドリデアス」

1908年の作品です。

キュービズム前期の作品と言われます。アフリカの原始彫刻の影響があるそうです。

 

パブロ・ピカソ「二人の姉妹」

1902年の作品です。

 

オーギュスト・ロダン「青銅時代」

1877年の作品です。

 

 

 

アルノルト・ベックリン「死の島」

1901年の作品です。

 

Bernard Buffet「サンクトペテルブルク、エルミタージュ」

1992年の作品です。

 

ミュージアムショップ

 

エルミタージュ美術館旧館は、規模だけでなく構造も複雑なので、なかなか鑑賞しにくい感じでした。その代わり装飾は豪華壮麗でした。

 

一方で新館(印象派)は動線が分かりやすく、グルグル周回してればだいたいお目当ての絵は見つかりました。しかし体育館のように無機質でした。

 

ペテルブルグはもうちょっとじっくり見たい街でしたね。