歴史と文化・巡礼の旅日記

歴史と文化を訪ねる紀行ブログです。

石清水八幡宮巡礼

秋の京都を巡礼していきます。

石清水八幡宮

京阪電車石清水八幡宮駅にやってきました。

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一の鳥居からお参りしていきます。

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これが石清水八幡宮の摂社の高良神社です。まずここから攻めていきます。

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高良神社は兼好法師の「徒然草」の「仁和寺にある法師」で描かれたことで知られます。

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ある日、仁和寺の和尚が石清水八幡宮を詣でようと訪れ、極楽寺、高良神社を詣でた。参詣を済ませ、さて帰ろうとしたとき、人々は山頂をめざして階段を登っていく。何だろうと思ったが、私は今回の旅の目的である石清水八幡宮に参詣を済ませたのだからと帰ってしまった。後で石清水八幡宮が山頂にあることを知って、どんな小さなことでも、案内人は必要だと痛感した。

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こっちの方へ歩いていくと、石清水八幡宮に上れます。山頂へと上っていく近隣の人たちが見られました。「何事かありけん?」とわざとらしく思いつつ、私も上っていくことにしました。

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これは安居(あんご)橋です。

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大きく半円を描いた形は、別名「たいこ橋」と呼ばれています。

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二の鳥居です。

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八幡宮が鎮座する男山はケーブルカーでも上がっていけるんですが、徒歩でも20分位で登れます。近隣の人たちは健康のためか、毎朝の散歩で登っているみたいですね。

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石清水八幡宮は宇佐神宮(大分県)・筥崎宮(福岡県)とともに日本三大八幡宮の一つと言われます。宇佐八幡だけまだ行ってないんですよね。また本殿は伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟といわれます。

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大扉稲荷社。

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八幡宮は源氏の氏神として信仰され、源義家は石清水八幡宮で元服し、「八幡太郎義家」と名乗りました。

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以来、国家鎮護、厄除開運、必勝・弓矢の神として時代を超えて人々の篤い信仰を受けてきました。

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ちょっと裏参道を登っていきました。

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この竹林がかの発明王トーマス・アルバ・エジソンの目に留まり、白熱電球のフィラメントの材料に採用されました。

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三の鳥居までまわってきました。

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一ツ石です。

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「勝負石」とも呼ばれる勝負必勝・勝運の石らしい。

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南総門が見えてきました。

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国宝・本殿です。

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寛永年間の1634年に、徳川家光によって再建されました。

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楼門です。

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これほど素晴らしいのに、国宝指定は割と最近なんですね。2015年だそうです。

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この御神木は樹齢700年。かの楠木正成が植えたものと伝えられます。

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実は早朝参拝でした。神社は人気の無い朝が清々しい。

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これはエジソン記念碑です。19世紀末、エジソンは白熱電球の点灯時間を延ばすため、ありとあらゆる材料を使って実験を繰り返していました。そんな折り、研究室にあった扇に使われていた竹を使って実験すると、思いのほか良い結果を得たため、世界各国に最良の竹を求めることになりました。

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1880年、エジソンの特命を受け、日本にやって来た助手のウイリアム・H・ムーアーは、京都府知事の槙村正直から「竹なら八幡か嵯峨野がいい」と紹介されます。そしてムーアによって男山付近で採取された真竹がエジソンの元へ送られたのですが、結果は驚くべきもので、約1000時間も明かりを灯し続けることに成功しました。以来、男山の竹はエジソン電灯会社に輸出され、何百万個の馬蹄型フィラメントの白熱電球が作られ、全世界に明かりを灯し続けたのでした。

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ケーブル駅そばの展望台にやってきました。

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宇治川・木津川・桂川の三川をはさんで、大山崎の天王山を望みます。

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谷崎潤一郎の文学碑もありました。

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帰りはケーブルカーで降りていきます。

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