歴史と文化・巡礼の旅日記

歴史と文化を訪ねる紀行ブログです。

ロンドン歴史巡り②【バッキンガム宮殿】

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ロンドン観光のスタートとして、現地オプショナルツアーに参加してみました。土地勘を掴めるかな?と期待しての参加です。
 
 朝はめちゃ寒かったです。
地下鉄ウォレンストリート駅から、ヴィクトリア線でナショナルレール(国鉄)ヴィクトリア駅に向かいます。
 

普通に冬支度w
 

ヴィクトリア駅

これがナショナルレール(国鉄)ヴィクトリア駅です。地下鉄駅から地下通路で行けたと思うけど間違って外に出ちゃいました。

ここで集合し、ミニバスに乗りこみ、市内観光名所を周遊していきます。さあ、出発。
ロンドン・ナショナルギャラリー。
トラファルガー広場
ロンドン塔。
タワーブリッジ。
ウェストミンスター寺院。
まあ、この辺はあらためてじっくり入場観光していきます。タワーブリッジやロンドン塔の全体像がけっこう撮影できたので、それは別記事でも掲載したいと思います。今日は下見って感じですかね。
 

バッキンガム宮殿

宮殿というより公邸という感じですね。
衛兵交代を見てみたいと思います。ものすごい人。無料だし、世界中から集まるんですよね。
 
これがヴィクトリア女王の記念碑で高さ25メートルあるらしい。
バッキンガム宮殿は1703年につくられ、1837年のヴィクトリア女王即位の時に国王公邸になりました。
今のエリザベス二世女王陛下も今なおここに住んでいます。ただし私が来た9月の初めは避暑に出かけており、女王陛下は不在でした。
 
それでも衛兵の交代は行われます。
 
衛兵交替式に参加するのは、グレナディア・ガーズ、コールドストリーム・ガーズ、スコッツ・ガーズ、アイリッシュ・ガーズ、ウェルシュ・ガーズと呼ばれる5つの近衛歩兵連隊です。その他、ホースガーズも登場します。
着いた時は10:30の行進の途中でしたので、もう一発11:00の行進に向けてスタンバイします。
だいたい1時間前からスタンバイしないと、いいポジションは取れないみたいね。
 
さあ、来ました!
黒いモコモコの帽子はクマの皮を使っているらしい。
どの連隊か見分けるためには、黒い帽子についた羽根をみればわかるみたいです。白い羽根かな?だとしたらグレナディア・ガーズという連隊のようです。調べてみたところ・・。
 
 
 
 
 
 
宮殿の中も覗こうとしたんですが、人がすごくて見れないw こいつら背が高いんだよ!
なおこの辺はスリ銀座らしいですねw
まあ、面白かったです。
さてこの後はグリニッジに向かったのですが(それは次回記事で詳報)、グリニッジから帰ってきた午後に、この周辺に戻ってもうひと回りしてみました。
イギリス政治の中核とも言えるこの一帯を散策していきたいと思います。
 

英国国会議事堂

まずは国会議事堂の時計塔ビッグベン(エリザベス・タワー)の、今の姿です。
ロンドンのシンボルなのに、全面修理中。ま、考えようによっては数十年に一度の改修姿を見れてラッキー?と言えるのかも。
2021年に完成だそうです。なんということだ!完成したらまたこの姿をみたいものです。
ビッグベンに連なる国会議事堂(ウエストミンスター宮殿)自体が修理中で、足場だらけですね。
国会前での政治運動はどこの国でもやってるんですね。この人らはEU残留派かな?

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クロムウェルの像が見えます。唯一の共和制時代の護国卿です。
この黒い塊はテロ対策だそうですね。車両ごと突っ込まれるのを防ぐためだとか。
ヴィクトリア・タワーだけはちゃんと見れるんですね。
リチャード一世(獅子心王)の像が立ちます。十字軍に参戦し、戦いに明け暮れた勇猛な王です。
 
 
 

パーラメント・スクエア

この広場には、イギリスや世界を代表する大人物の像があります。
チャーチルは一番目立つね。第二次大戦時の首相です。
ロイドジョージです。第一次大戦を戦勝に導いた大物政治家です。
パーマストンです。19世紀にイギリスが世界帝国になる過程で、大いに力を発揮した政治家です。アヘン戦争、クリミア戦争、アロー戦争、インド大反乱(セポイの反乱)など乱世の舵取りをしました。
ミリセント・フォーセットです。婦人参政権運動家で、1918年の制限付き婦人参政権、1928年の婦人普通参政権獲得に尽力しました。この像は2018年(婦人参政権獲得100周年)に立てられたばかりだそうです。フェミ時代の潮流に乗って再評価?という感じかな。

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ネルソン・マンデラですね。南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃し、大統領にも就任しました。リンカーンの像もあったし、外国人でも「自由のために戦った」的な人は顕正されているようです。
 
今回はイギリス政治の英雄たちをお勉強できました。
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