歴史と文化・巡礼の旅日記

歴史と文化を訪ねる紀行ブログです。

ロンドン芸術巡り22【ヴィクトリア&アルバート博物館⑵】

イギリス(イングランド)旅行の最終観光地として、ヴィクトリア&アルバート博物館を攻略中です。

ヴィクトリア&アルバート博物館

ラファエロ・ギャラリー

ヴィクトリア&アルバート博物館の最大の見どころと言えるのが、ラファエロ・ギャラリーです。

ラファエロが描いた作品が展示されています。

ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂に飾られるタペストリの下絵(カルトン)として描かれたものです。もともと10点あったカルトンのうち現存するのは7点で、その全てがヴィクトリア&アルバート博物館にあるというから驚きですね。

 

ラファエロ・サンティ「奇跡の漁り」

ラファエロ・サンティ「アテネでのパウロの説教」

ラファエロ・サンティ「不具の男の快癒」

ラファエロ・サンティ「エリマスの失明」

ラファエロ・サンティ「ペテロに天国の鍵を授けるキリスト」

ラファエロ・サンティ「ルステラの犠牲」

ラファエロ・サンティ「アナニアの懲罰」

カストコート

ラファエロ・カートンと並ぶフロア0の目玉です。

イタリアをはじめとしたヨーロッパの有名な彫刻のレプリカが並ぶギャラリーです。

ミケランジェロ「ダヴィデ像」

カストコートで一番目立っているのが、言わずと知れたミケランジェロ「ダヴィデ像」のレプリカです。

ミケランジェロ「瀕死の奴隷」

ミケランジェロ「モーゼ像」

ドナテッロ「ダヴィデ像」

チェッリーニ「ニンフの浮彫り」

ギベルティ「天国の門」

「トラヤヌスの記念柱」。でかい。

ここからはレプリカでない、オリジナル作品を見ていきましょう。

 

バルトロメオ・ブオン「レダと白鳥」

バルトロメオ・ブオン「跪いているミゼリコルディア会会員といる聖母子」

1445~50年頃の作品です。

ヴェネツィアで彫られたものらしい。

 

ベンヴェヌート・チェリーニ「メドゥーサの首」

1550年頃の作品。フィレンツェのロッジアにある「ペルセウス」のための習作です。

 

ジャンボローニャ「ペリシテ人を殺害するサムソン」

大理石群像作品の一つで、メディチ家の依頼で作られたとか。

 

ジョヴァンニ・ロレンツォ・ベルニーニ「海神ネプトゥーヌスとその子トリトン」

1622年頃の作品です。

ベルニーニの初期作品で、ローマの貴族の別荘の噴水用に作られたそうです。

 

ペドロ・デ・メナ「悲しみの聖母」

1650年頃の作品です。メーナはスペインの彫刻家です。
祭壇用に作られたそうです。

 

クロード・ミッシェル「クピドとプシュケ」

1780年頃の作品です。
クローディオンはテラコッタ作品で特に優れた作品を残しました。

 

アントニオ・カノーヴァ「テーセウスとミノタウロス」

1782年の作品です。
カノーヴァが24歳の時に、ローマで作られました。
 
アントニオ・カノーヴァ「三美神」
Raffaelle Monti「The Sleep of Sorrow and the Dream of Joy」
1861年の作品です。

 

Edward Hodges Baily「Eve listening to the voice」

1842年の作品です。

オーギュスト・ロダン「洗礼者聖ヨハネ」

1880年の作品です。ロダン初期の成功作です。
 
絵画もイギリス絵画中心に充実してました。
ルイ・ル・ナン「人物のいる風景」
1641年頃の作品です。
 
ジョン・コンスタブル「主教の庭から見たソールズベリー大聖堂 」
1823年の作品です。
 
ウィリアム・ターナー「イースト・カウズ・キャッスル」
1828年の作品です。友人のジョン・ナッシュのために描かれました。
 
ジャン・フランソワ・ミレー「木挽き」
1850~52年頃の作品です。
 
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「白昼夢」
1880年の作品です。
ロセッティはラファエル前派代表的な画家です。モデルはジェーン・モリスです。
 
フランソワ・ブーシェ「ポンパドゥール夫人」
1758年の作品です。美しさと才智と政治力に恵まれた、フランス宮廷の寵姫ポンパドゥール夫人は、学問と芸術のパトロンでもありました。
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